2024,08,27

ホタル生息地の現地調査

 「城山ほたる保存会」では以前から生息地の状況を心配して市の「みどり公園課」と「環境保全課」に現地調査をお願いしていましたが今日実現し両課がきてくださりいくつかの問題点を共有しました。一番は周りの樹が育ってしまって日照がほとんどなくなり、植物が生育しなくなってしまいホタルの餌になるものがない、という状況です。また土砂崩れのような現象で大木の根っこがむき出しとなりいつ崩れ落ちてきても不思議が無い状態廻りの柵が古びて危険だったり人がやたらに入って来れるようになってしまっているなど、さまざまな問題を直視できました。1年をとおして整備や観察をつづけている保存会の皆さんには頭がさがります。私はこの保存会の創設の時から関わっていますが普段の活動には参加できていないので申し訳なく思っています。考えてみると早30年近くホタルを絶やさないように会員の皆さんは活動していらっしゃるのです。多いときは100匹を超えましたが、やはりさまざまな問題で減っています。まずはお日さまがしっかりと入って植物が生育しカワニナが育たないとホタルが決して増えません。今後の整備のゆくえを見守り叱咤激励もありながら綾瀬の宝のホタルを守っていきたいです。