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最近の視察の報告をします

 


海外視察:ドイツ

国内視察:高松市

視察 <勉強に勉強を重ねています!>

@「環境都市を目指す自治体全国フォーラム」で九州水俣市へ。
A「地方議員議会研修会」
B「介護の社会化を進めるシンポジウム」
C「新しい時代の地域再生政策」
D環境大臣を囲んでモーニングセッション


沖縄視察議会の常任委員会の視察や基地対策特別委員会の
視察もしっかり勉強してきました。


今後も先進事例の調査や視察を重ね、
綾瀬市にそれを生かすため、政策として
多くの提言をしてまいります。


海外視察:ドイツ

 

2006年10月29日〜11月4日
ハム市、ミュンスター市、ゴスラー市を訪問調査しました。
尚、費用は公費ではなく私費で行っています。

3市のそれぞれの環境基本計画や行動計画(ローカルアジェンダ)の進捗状況について、環境学習や啓発、広域にわたる環境プロジェクトの推進など興味深い事例を学びました。

写真はハム市の環境保全課の職員です。課長もみんなジーンズでラフなスタイル、居心地のよさそうな部屋のしつらえに加えてどこへいっても必ずお茶とクッキーが出て、会議という堅苦しい雰囲気でなく自由に意見を出し合い議論を楽しもうとする様子がうかがえます。

 

すてきな保育園
昔は貴族の家だったという趣のある建物に加え広大な庭は自然保護の考え方に基づき五感を刺激してこどもたちがあそびをかんがえだすところ。

『森の日』のプログラムでは小さなナイフやごみのでないお弁当を持って身体をいっぱいに動かすことのたいせつさを学びます。



写真は先生の事務室、こどもたちがお話を聞くお部屋、遊び場、裸足になっていろいろな材質のものを踏んでみるコーナー、など庭の手入れは保護者の協力です。




カーフリー団地  
ミュンスター市のこの団地は自家用車を持たないひとのための住まいです。自転車のまちミュンスターでは電車やバスにも自転車が持ち込めます。また、市内全体に自転車道路が整っていて車を所有していない割合は30から40%あります。
緊急に車が必要な場合は共用の車があります。  
この団地の世話係の方はミミズを飼育して学校へ環境学習に出かけています。
写真は団地の様子、ミミズの飼育箱(赤い箱)

グリーンで覆われたごみ集積所

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国内視察:高松市

 

(所属会派、あやせ市政クラブ一員として参加)

日程 平成17年10月7日〜8日
場所  香川県高松市 サンポートホール高松
参加者 近藤洋 内藤寛 石井茂 石井麒八郎 安藤多恵子 増田淳一郎 青柳真 中野
  近藤秀二(議長として公務により参加 )
内容 第67回全国都市問題会議

会議日程
6日 開会式
  基調講演「2005ヨーロッパにおける都市のルネッサンス」
  主報告 「都市の再生の戦略的な展開にむけて」
  一般報告「讃岐うどんブームのプロモーションに見る情報発信の視点」
  一般報告「ふるさと篠山の歴史と文化、そして農業特産品を生かし住む人、
訪れる人にやさしいまちづくり」
  一般報告「行ってみたい都市の条件づくり」
   
7日 パネルディスカッション「個性かがやく都市の再生」
  閉会式
   
  午後より高松城、歴史博物館を見学し帰途に着く

<感想・・・都市問題会議に参加して>
市長、議長、議員、事務局が全国から2000余名が集まり壮観であった。
基調講演は東京大学名誉教授の宇沢弘文さんによりアメリカ的な経済の発展や開発を否定しスペインのビルバオ、フランスのストラスブールを例にとってヨーロッパにおけるルネッサンスの動きの紹介があった。

その後上記の報告が行われた。その中でも印象に残ったのは、一般報告での「讃岐うどん」を使って若い人を動かしていくプロモーションのありかたでだれをどのような手段や目的のためになにをするか、というのはこれからの市政のなかで市民をまきこんでゆくためには欠かせないノウハウであったと思う。
また、多くの市町村がじぶんたちのまちの存在価値をいかに高め、市民意識を醸成し、経済の活性化を図っているか、その真剣な様子がよくわかった。
これからのまちのありかたを私たちがもっと真剣に考えていかねばならないと真摯に受け止めた。

綾瀬ではインター建設が考えられているが、インターをつくれば活性化する、という意味をもっと掘り下げて考え、インター建設によりどのようなまちづくりをめざすのか、ということを行政、市民、議会がともに意見を戦わせて、ハードの構築がソフトの充実につながるようなプロセスをすすめていかなくてはならないし、そのための方法を探るべきだと感じた。

地方都市を考える視点というパネルディスカッションでは成長主義からの脱却を果たし、競争から連携へというテーマが話し合われパネラーからの報告や意見では「市民参画」「市民協働」という文言がたびたび聞かれた。
また、地域の自治力を高め、まさに市民がまちづくりの主役としてさまざまな場面に登場してきている様子も紹介された。
山や海、お寺や有名な観光地などの社会資源の豊富なまちを改めてうらやましく思ったが、それなら歩いてたのしい町をつくればよいという報告者のご意見を頼もしく思った。
わたしたちのまちをどのようにデザインし市民との協働で創り上げるか、新たな発想に立ち、いまからがスタートだと認識をした。

今回の会議に参加できたことは大きな勇気をもらった気持ちです。
有意義な研修であったと思います。
源平の戦いで有名な高松で歴史記念館も鑑賞し、たくさんの宿題をもらった、という思いで高松空港をあとにしました。

報告者   安藤多恵子

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