2023,05,16

いつまで待たされるのか!

 私の住む綾西地域に「相鉄ローゼン」というスーパーがありましたが昨年1月に突然の閉店宣言。聞けば長年赤字に苦しんでいたとの事。それにしてもあまりに突然のことで本当に驚きました。車を持たない高齢者などたちまちその日から買い物難民となってしまいました。
 私は市長に工業の誘致と同じような補助や税金の優遇措置など考えて、買い物不便地域の解消をお願いしていますが制度として確立するには時間がかかります。
 早速自治会に動いて頂き私たち議員も連名で相鉄に対して後継店の早期の開店をお願いしてきましたが後継店を決めるのは相鉄のなかでもスーパー関連ではなく不動産関連を担当する「アーバンクリエ一ツ」となり、日々買い物に困っている切実感が伝わっていないと感じています。もどかしい毎日です。スーパーとしてのローゼンは小型のトラックに商品を積み込み出前の小売りを始めましたが「商品が取りにくい」「商品が少ない」「買いづらい」などの理由で伸び悩んでいるようです。いっぽう施設や学校などには好評のようですが毎日の買い物には不足感が多いと思います。
 駅から離れた所に住宅街をつくりスーパーや病院などを配置し生活が完結するようにつくられた町は全国いたるところにありますがいっせいに年を取って高齢者が増え当初のまちづくりとはちがったニーズや形態があらわれてきていることに対処できていないこの事実はどのように解決を図るべきなのか。悩ましい所ではありますが少なくとも相鉄本社としてはなんらかの方法を考え出すべきではないか。
 私たち「綾西みんなの足」ではボランティアで週1回から2回お買い物バスを走らせています。「住民提案型移動事業」の制度を市につくって頂きワゴン車も借りて、少しでもお買い物に出かけて頂くように努力していますがそれでいいのでしょうか?相鉄バスにお願いして少し離れた所にある同じ「相鉄ローゼン」にいくのでバス代を安くしてもらえないか、と自治会からお願いもしてみましたが断られました。相鉄全体としてみたらそのような便宜を図る事は考えてみるべきではないか。改めて強く抗議したいと思います。