2018,02,09

自治体政策講座に参加

 2月は比較的時間があるときなので勉強が重なりました。横浜市でおこなわれた講座は
 ①自治体のエネルギー政策の動向 名古屋大学大学院環境学研究科の竹内恒夫さんなんと京都で勉強した「首長誓約」の日本版の取り組みのためのお話でさらに細かいデータなど駆使されて別の角度からもお聞きでき大変理解がすすみました。まさにこの取り組みが今や旬なのだなという感じです。
 ②地方公共団体の歳入構造と今後の展望  立教大学経済学部 関口智教授歳入が減少していく中でどのようなサービスを提供できているか市民が感じる受益を繰り返し伝えることが大事であり、そのニーズをくみとる歳出をおこなうにあたりどのような歳入がのぞましいのか考える事が」重要である。
 ③第7期介護保険事業計画について  淑徳大学コミュニティ政策学部 鏡 諭教授介護保険は制度は本来家庭介護を公のものにして「たとえ寝たきりになっても一人暮らしになっても住み慣れた家や地域で心豊かにくらすためのもの」であったはずだが度重なる改定により、それは絵に描いたもちとなってしまった、と先生のお話を聞いて感じた。政府はふたたび家庭による介護に戻そうとしており家事ヘルパーの労働時間も1回あたり2時間を1時間に制限して働く側の権利までうばって結果的にはよろよい介護は望めないことになった。これからの地域福祉をどのようにくみたてていくのか地方行政は苦しい運営を強いられる。 わたしたち議員の役割を改めて思わずにはいられない。